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不思議の国の日記
"I see nobody on the road." 彼女には彼が見えるのです
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無と無限大と
もはや相対論に出る気はないので余裕の十二時半起き。

昨日の計算は終わっていなかった。残念無念。
どこまで進んだのかの表示と、最後にまとめてではなくて一回一回結果を書き込むのが必要だ。
積分の前に、きちんと現在まで計算できるように調整をする。
イオン化度が消えていたのは調べてみるとゼロと大きな数の掛け算があるところで
ゼロと無限大の掛け算になっていた。そこは強制的にゼロにすることで解決。値が消えなくなった。
これで他もOKだぜーと思ったらその後少したつとやっぱり発散してる。何故。
式を再度チェック。ぽろぽろミスがあったが、やっぱり消える。っていうか余計おかしくなった。
もうわけがわからないので帰宅。

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狐面の男
蛇の夢を見た。大きな蛇と小さな蛇。蛙。虫。足を咬まれる。鈍い痛み。

ひさしぶりにブックオフに寄ってから学校へ。
近藤ようこ「水鏡綺譚」と森下裕美「カッパ天国」を買う。
ヴァルキリーのサントラに心惹かれるが中古なのに高い。ゼノギアスのサントラに帯がついていて羨ましい。

積分についてあれこれ数値を動かしてみるがぱっとせず。
結果が出るまでに時間がかかるのがじれったくてしょうがない。一回計算するだけなら三秒くらいなのに
何も考えずに刻みを細かくするとそれだけで何百倍もの計算量になってしまって数分待つことになる。
あと時間を細かく刻むと跳びこそ消えるがz=60での消失は変わらず。原因不明。
積分の方法もステップ幅を変えるのでやったほうがいいらしい。実質最後の段階だけあって厳しい。
先生もいないし面倒になってしまって計算を始めてから帰る。明日には一応の結果が出るはず。

「水鏡綺譚」を読む。
狼に育てられ、“立派な人間”になるのが夢のワタルと魂をどこかへ失くしてしまった鏡子の二人旅。
行き着いた村で飯を食べさせてもらう代わりに悪さをする妖怪やら妖術師やらを退治する、という感じで
一話完結で進んでいく。「白比丘尼」「外道丸」あたりが面白かった。“立派な人間”云々の
話がもっと多いほうが好みですが。お話はいいと思うのだけど、画がちょっと軽すぎるような。

森見登美彦「きつねのはなし」を読み終えた。
京都を舞台にした怪奇物語が四本。おちゃらけた感じはゼロのマジメな本。
繋がっているような、いないような四つのはなし。表題作と「果実の中の龍」が特に良い。
妙に細長い部屋の居心地の悪さや、胴の長いケモノ。蛙。そしてきつねのお面。
狐面というのがこんなにも存在するだけで不穏な空気を生み出すものだと思わなんだ。
淡々としているのにじっとりと時間が進む雰囲気が出ていておぉ、こういうのも書けるんだ、と。
もやもやとした前半とくらべると後半二つはやや具体的になりすぎてしまっていて雰囲気が壊れてるかも。
それぞれに出てくる凛々しいヒロイン(?)たちもいいアクセントになっていると思います。
予想以上に面白かったのでこのシリーズはぜひ続けて欲しいところ。是非是非。

Hay fever
連立方程式を解くというのをやってから補間。
適当な点を設定してやるときちんとつないでくれるのはちょっと感動。この子賢い。
あと一息で積分に入れそう。

バイト。後ろレジ。これは暗示ではなく明示。
なにがどうなるのを望んでいるのかわからない。大事なのか、そうでないのか。既視感。諦観。焦燥感。

今日は雨が降っているのでそのまま帰宅。
「きつねのはなし」を読み始める。「僕はつまらない人間です」



補間計画
午後もいい時間から学校で作業。
しばらく前から集めていた缶コーヒーのおまけ、スーパーカーのチョロQみたいのが全部集まった。
全六種のわりに大変であった。他のも結構たまったので机の引き出しがおまけだらけ。

いろいろやってみた結果、まぁこれでええんじゃないですか、と。次のステップへ。
波数での積分をするだけといえばだけなのだが、ちょっとやってみたところ時間がかかり過ぎそう。
ちゃんとやろうとすると膨大な計算量が予想されるので、とびとびでとったあとに補間することにした。
それのテキストを借りる。実際やることは連立方程式を解くという簡単なハズの作業だが
これがわけわからなくなってしまった。もともと行列の成分表示は苦手なのですよ。
二年ほど前の計算物理でもやったはずなんだけど。結局今日はそこで終わり。


夜のロング・ウォーク
「だからさ、気が紛れる話をしてくれないかな」

朝からバイト。
一日後ろレジだった。これは立っているだけだからこそツラい。
昨日の残りの伝票チェックもすぐに終わってしまう。全部残しておいてもらえばよかった。
来月の文庫刊行予定を見る。「虎よ、虎よ!」と「兇天使」が復刊。「兇天使」は買いそうで危険。
あと「ガサガサ・ガール」って本が出るんだがこれってどうしても英訳したくなるのだけど
まぁ関連はないといても意図されたタイトルなのかどうなのかがすごく気になる。なんなんだろう。

今日は学校へ行かずに恩田陸「夜のピクニック」を読む。
丸一日歩き続けるという伝統のイベントであり、高校生活最後のイベントでもある「歩行祭」。
このイベントのなかでそれぞれのキャラクターのドラマがあって、という群像劇。一応主人公はいるけど。
読み始めてすぐ、こういう文章を読むのは久しぶりだと感じた。「ズッコケ三人組」とかに近い。
宮部みゆきもこんなんだったかな。ストレートすぎてちょっと戸惑ったけど、すぐ慣れた。
歩行祭当日の話だけ、時間にして二十四時間ほどの話のわりにはたくさんのキャラクターが出てきる。
出てくる女の子の女の子らしさや男の子のキレイっぽさは女性が書いてるだけあって少女マンガのそれ。
悪役の女の子とピエロ的男の子だけがデフォルメが効き過ぎて存在が浮いていたのが残念なところ。
意外と複雑な人間関係や前年度のときの幽霊騒動や今はいない親友の話などぎゅうぎゅう詰めだが
それぞれが絡みつつ、落としどころをもっているのは巧いなぁと。そういえば初恩田陸本。
ささやかな“パーティー”や、タイミングと順序の話も良いのだけど
やはり一番良いのは最後の“二人が一緒に歩いている”ときの感じ。ん~、青春。
本屋大賞をとっているけど少女マンガ風味が想像以上に強いのでよくとれたな、と。
一種のファンタジーとして読める人には良い本だと思いました。

帳尻あわせ
午後から学校。
次元か現在の結果のどちらかを犠牲にしなければ真の解にはたどり着かないようだ。
とすれば上手くいっているように見える結果こそ間違っているのは明確であるからして
どこかに修正が必要な点があるはず、ということで式の定義や計算順序を一から確認。
所々に初歩的なミスがあった。文字の使い方や書き方が素人なので自分が書いたものなのに混乱する。
細かいトコは修正したが結果は変わらず。もしや、今までわけがわからんと無視していた
初期の近似が必要なのでは? と思ったところに電話があったので一旦終了。

バイトへ。なんか風邪が出たらしい。シフト表にバツをつけておくべきであった。
今日入るはずの二人が二人ともダウンしたので代理が二人。あ、そうなの。断りゃよかった。
伝票チェックを明日のためにとっておいてもらう。どうせ暇だろうし。

学校に戻って近似を導入。
入れる場所がややこしかったうえに、フラグの条件を見間違えていたりして時間がかかったが
次元を合わせたうえで、温度が振動するようになった。これが正解に違いない。
細かいところはまた来たときに確認することにして、誰もいなくなった部屋に施錠して帰宅。

運悪く帰る途中にYくんに遭遇してしまったので少し付き合う。小銭入れは大事にしたまえよ。

白兎
少しだけグラフを描いたりしてみてから宇宙の授業。
やっぱりゼミ室では板書が見えないので授業放棄。今日で最終回なのは正直助かる。
単位は足りてるのでレポートは出さない。うん、終わり。

バイトへ。びっくりしたが何か大きな勘違いをしていたらしい。
こうの史代「この世界の片隅に」を買ってから学校へ戻って、進まないまま帰宅。

「この世界の片隅に」を読む。上巻。
広島に住む絵を描くのが好きな女の子すずが戦争が始まる中、呉に嫁いであれこれ。
戦争を俯瞰的に見るのではなくて、あくまで個人のレベルで見ていくというのは「夕凪の街」と一緒。
嫁いだ先のお姑さんや義理のお姉さんなど女性陣の印象強し。そこらへんは複雑な関係、らしい。
ちょこちょこ補足が入るのだけど、これはページの外側につけて欲しかった。ちょっと見にくい。
深刻そうなのをさらっとかわして行間を読むことを求められるのは変わらず。画も柔らかくていい。
女性漫画家の本って他に持ってないのでなんだけど、とても“女性的”なところが良い。
少女マンガ趣味とは違うこの感じ。早く下巻も出ないものか。

O.D.
英語ゼミは最終回。先週の残りをやってから今週分。
よくわからないところを巧妙にスルーしながら進める。今回は読んでいて意味がわかった。
問題もそこそこには片付けながら。一時間半ほどで終了。この一年、長かったよ。

偏光の成分を加える。動かないのでしばらく停止。
動く部分の結果を見ていて光学的厚みが10桁近く足りないのではないかと思い始める。
ここにきて次元の問題再発。光速をかければいいのか? だが他の部分は?
そもそもテキストなのに自然単位系で全部消えてるのがいかん。これではわからんぞ。
そして定義のあたりから見直すがわけわかめになったところで帰宅。

牛歩
午後から学校に行く。
テキストを読んでみるがよくわからない。近似をしようが何をしようが結局は
「解くとこうなります」という話であるので、まぁそういうものなのでしょう。
一応グラフも載ってはいる。が、こんな形にはならないんだけどどこがいけないのでしょうか。
現在の中途半端な状態でとりあえずkについての積分をやろうと目論んでみたが
一周しないうちにエラーで止まる。理由が表示されないのだけど文字の渡しがいかんのかな。
あまり進展のないまま帰宅。うぅ、寒い。

S → P
図書館に本を返しに行き、また借りる。
恩田陸「夜のピクニック」があったので借りてみた。文庫版は何件か予約が入っているのだが
ハードカバーは転がってて不思議。通勤・通学中に読みにくいとかそんなところだろうか。
「きつねのはなし」もあったので借りる。「太陽の塔」も余ってた。「夜は短し」は予約がいっぱい。
あるものから借りればいいものを。不思議。

イオン化度の式の見直し。
次元の計算は余計なものも混じっていたので直す。式が間違っていたのも直す。
桁が二十桁くらい一気に減ったが、それでも跳躍は残ってしまっている。
自然単位系ではプランク定数ではなく、それを2πで割ったものが基準だったことを思い出し修正。
それによって切り替え前の式は正確なものになった。半歩前進。
後半のほうは途中で値を表示させると答えが変わってしまうことに気がつく。
どういう仕組みなのかわからないが、式をまとめたほうがいいんだろうか?

バイト。前。暇。何か含みを感じてしまうのは何故か。

バイト後再び学校へ。
フラグを立ててのスイッチングを諦めて、前半後半で違う関数にしてみた。
するとちゃんと動く! どこまで正確かはわからないが、とりあえずグラフを見る限りは問題なし。
やっと外堀は埋まったので、温度を見るとゼロ次が変。高次はちゃんと振動してる。
この”振動”というのがいまいちよくわかっていないので、明日からはテキストも読みましょうか。

E+97
イオン化の式がちゃんと出るようにあれこれ。
切り替えたあとの跳躍はもちろんだが、切り替え前の二次方程式はそれっぽい解こそ出ているものの
微妙にテキストと値が違う。誤差? にしては大きすぎるので式を見直すがあってるんだよなぁ。
跳躍のほうはひとつひとつを見てみるとどうやら九十七桁どうしの引き算が
八十七桁になるか九十二桁になるかという話らしい。そんなに大きいと今の精度では計算できん。
なんらかの手を打たねばならんのか? 今から?

「このマンガがすごい! 2007オトコ版」と「文学賞メッタ斬り 2007年版」を読む。
「このマンガ」もDMCが一位。そんなにいいか? その他のランキング入りしてるのは普通すぎる気が。
前に借りた「このマンガを読め!」のランキングのほうが面白かった。好みの問題ですが。
浅野いにおのインタビュー。若い人だったんだ。白黒の写真だったのだけど顔色が悪そうだった。
漫画家に影響を受けたマンガをあげてもらうコーナーが本来の目当て。五十嵐大介と浦沢直樹のは読むか。

「メッタ斬り」は2006年度の賞のあれこれをまとめたやつ。
中原昌也との対談が一番凄かった。エキセントリックな人だ。読んだことないけど。
各賞の解説も入ってはいるけど少なめ。後ろの書評のほうが面白い。
文学賞にこだわらず、面白い本の解説書になってくれんかなぁと思う。
この本で出てくる第136回直木賞では予想がぼろぼろだったようですが
今回(138回)は芥川賞とともに予想があたり、作品的にも満足な結果だったらしい。よかったですねぇ。

死がふたりを別つまで
昨日より二時間もはやくおきて録画した「ティム・バートンのコープス・ブライド」を観る。
結婚式前夜、手違いにより死者と結婚させられそうになってしまってさぁ大変、なお話で
一時間ちょっとという時間もあるのか、ストーリーに捻りはなし。
CGだと思って観ていたが人形を動かしてのコマ撮りアニメなんだと。すごい。
版画を思いだすような陰影のついた画面や異形ともいえるキャラクターデザインが素晴らしい。
冒頭のがったんがったんと魚を切ってる人が気持ち悪くて大変良かった。拍手。
気が弱いけど優しい主人公と健気なヒロイン二人もいい感じ。画集とかないのかしら。
暗いなかでの月の光の使い方が巧い。ラストシーンは哀しくて綺麗ですね。
死者の街は楽しそうで「ビートル・ジュース」を思い出した。監督の異形好きが遺憾なく発揮されてます。
あとダニー・エルフマンの音楽が良い。ミュージカルの歌なんかもいいのだけど「リターンズ」のときのような
悲しげな音楽が印象的。どちらのヒロインとも心を通わすときにピアノを弾くのもいい。
先週観た「チョコレート工場」よりもこっちのほうが断然面白い。「ナイトメア」も観なければ。

夕方からバイト。ひさしぶりに返品などやった。台車にダンボール箱を積みすぎて倒れそう。
レジに入ってからはひたすら暇。注文した本がまだ来ない。十八日に入るんじゃなかったのか。
帰りになんか気になることを聞いたが危険な香りがするので気にしない。溜息。

宛名のない手紙、猫の尻尾、子供の右手
九時ごろからほぼ一時間刻みで目を覚まし、一時だからおきるかと思っておきたら二時だった。

まず、昨日かった入江亜季「群青学舎」の二巻を読む。
このページ数と装丁でと考えると良心的でいいお値段だと思った。
今回も短編集だが「北の十剣」という話が長いので話数は五本。前回は八本だったのでちと寂しい。
一番最初の「ニノンの恋」は良かったのだけど、その後はあんまり。
「北の十剣」はロマンスもの(っていう言い方しか思いつかない)なのだけど画がいかん。
一般兵士が戦うところの適当さ。そこだけ歴史の教科書のペラい挿絵みたいになってる。
ストーリーは他のも含めて“よくある話”なのは変わっていないので、画がダメだと印象が良くない。
「ピンク・チョコレート」の続編はキャラの顔が変わってるように見えて悲しい。もっと顎丸かったじゃん。

次に、舞城王太郎「熊の場所」を読む。短編三篇収録。
表題作は同級生の男の子が猫殺しをしているらしいということに気がついた小学生の話で
テーマとしては「恐怖との対峙」。ただ、それについてはお父さんのエピソードだけで十分だし
言葉で全部書いちゃってるので主人公のお話は面白いのだけど着地所が中途半端な気がする。
「バット男」は弱者の叛乱みたいな話のようにして始まる弱いもの探しの話で意味がよくわからず。
「ピコーン!」は「阿修羅ガール」の主人公強化版な女の子が百万回でサタンの謎を解く超ミステリ恋愛小説。
舞城本にはタフな人が多い。感性を犠牲にしたようなのではなく、快活でのびのびとしたタフさ。
「ピコーン!」は良かったけど、他の二つや「みんな元気」なども話の終わり方が微妙なのが多いのが残念。

最後に。森博嗣「スカイ・クロラ」を読む。この人の本を読むのは初めてだ。
どこの誰かは知らない“敵”と戦う“会社”で戦闘機のパイロットをやっている“僕”の話。
「誰も僕のことは理解できないし、理解を望んでもいないけど、なんとなく生きていて
 でも空を飛ぶのは好きでそのときは現実感があるかもしれない」みたいなセカイ系的世界。
今となっては手垢まみれで目もあてられないような設定だけど、七年前にはそこまででもなかったのかな?
内容も内容なのだけど、それ以上に文章を読むのが苦痛であった。なんぞこれ。句読点が多すぎ。
こんなに句読点があると、頭の中で音読するときに、リズムが悪くてしょうがない、と思った。
あと、昔、作文で字数を稼ぐために平仮名で書いたり、句読点を使ったりしていたな、というのを思い出した。
これは「玩具修理者」の倒置法のように主人公の異常性の象徴なのかと考えたが、そうでもないみたい。
一人称とはいえ、何をした、あれをしたと延々書かれてしかも会話がいかに気取ってもスカした感じで
途中途中にポエムが入るとくればコメカミのあたりがピキピキしてくる。あたまいたい。
ここまで趣味に合わない本もひさしぶり。装丁とタイトルはいいセンスだと思うのですが。

F is 4 Fantastic
桁が跳ぶ理由を考える。
ひとつひとつの値を表示させてみると、四回差分を計算するうちの一回目はそれなりの値が出ているが
二回目になると八桁跳び、その後大跳躍しているらしい。しかしだ。なぜ二回目が跳ぶのかがわからない。
途中までの値は一回目とほぼ同じなのに、最後のステップで大きな差が出る。何故。
授業の時間が来てしまったので諦めるが、手計算をしたほうがいいかもしれん。

今日は授業は無い日らしいのだけど、先週の補講ということで宇宙。
セミナー室でやったため黒板が見えず早々に諦めた。来週の最終回もここらしい。いやー。
机がすぐ隣の部屋なので休むに休めないのがまた……

バイト。
スリップを拾ったついでに「かちかち山」の絵本をぱらぱらと読む。
一度捕まったタヌキがお婆さんに泣きついて縄を解かせたあと、「足にかみついて転ばせた」ことになってる。
あれ、殴り倒すんじゃなかったっけ? その後に「婆汁」をお爺さんに喰わせるバージョンもあったような。
そこらへんは所謂「教育的配慮」なのでしょうか。でも「たぬきじる」って言葉は出てくるんだよなぁ。
子供に理解できるんでしょうか「たぬきじる」。捕まえたタヌキを「喰う」という文化が理解されるのでしょうか。
そういえば遥かに遠い昔、絵本の中の「さくもつ」という言葉が理解できなかったのを思い出した。
「さくもつ」なんて食べ物は知らんぞ、と。絵は芋の絵だったので、芋のことなのかなぁとか思っていたような。
注文していた「群青学舎」と「漂流教室」を買って帰宅。

「ファンタスティック・フォー」をやっていたので観る。
事故で宇宙嵐(って何?)を浴びたことで遺伝子が変化し、超能力を持つことになった四人と一人のお話。
ゴムのように体が伸びる、体が燃えて空を飛ぶ、透明になって念力が使える、体が岩のように堅くなる、など。
原作はアメコミ。それを抜きにしても相当に荒唐無稽というか、一言でいうと頭の悪い話だった。
しかしこの清清しいまでの頭の悪さはいいですね。変にマジメぶったりしていないので楽しい楽しい。
SF考証なんてものはなく(絶対温度四千度で超新星って、意味がわからんす)、ストーリーも
今回はちょっとした内輪揉めと三角関係を解決して終了。スケールちっさ。ヒーローじゃねぇじゃん。
敵の使うのが熱追尾ミサイルや液窒というのもバカバカしくて大変良い。ハイセンス。
「ありえるありえない」とかそういうのを超えてる。作中リアリティとして一切問題なし。
これ続編もあるらしいので、テレビでやってくれないかな。深夜でもいいんだけど。

次元斬
おきるにはおきたが頭が覚醒しなかったので再び相対論には出ない。

英語ゼミ。
範囲が短くなったのもあってスムーズに終わった。あとは来週やって最後。
やっぱりこの教科書って良くないと思うのだけどどうなのか。

昨日の続き。
テキストの式の形そのままだと明らかに正しい答えが出ないことが手計算により判明。
じゃあなんだ、テキストのミスかぁと思ったが、そんなわけはなくて単位の問題だった。
いわゆる自然単位系で光速度やボルツマン定数を1として省略してあるのだけど
これをちゃんと入れないと数値計算では答えが合わない。そうか、ひとつ賢くなった。
で、どこに何を補完すればいいのかは次元をちゃんと計算しないとわからないので
ひとつひとつチェック。慣れていないものにはキツイ。
二次方程式はそれらしい答えがでるようになったが、微分方程式はまだ跳躍中。
次元はあってるとおもうので、スイッチの問題か? そこそこ遅くまで粘るが解決せず。
帰りは寒すぎて頭が痛くなる。ついでに口をあけると知覚過敏気味の歯も痛い。虫歯だったりして。

百桁跳躍
図書館に本を返しに行く。で、また借りるものを借りてから学校で英語。
一通り訳したので問題をやる。これがまた面倒くさい。
解答がついていないやつは後で聞きにいかないとわからない。ついててもわからんのもあるし。

なんとか終わったので(聞きにいくのは残ってるが)、卒研のほうを進める。
今週末はセンターの都合で学校に入れない。えー、せっかくやる気が出てきたところなのに。
イオン化の割合をちゃんと計算できるように式を解く……はずがなぜかまた何十桁も跳んでしまう。
はじめは二次方程式、途中で微分方程式に式を切り替えるのだけど、二次方程式だけにしても
ちゃんとした値が出ない。理由がわからないまま諦めて帰る。

雪、もしくは雹、あるいは霙が降る中を自転車で走る。ちくちくして痛い。

擬レプリカ
英語をやってからバイトへ。
前でぼけっと。新しく出た歴史ミステリーの雑誌をちょろっと読む。数は載ってるけどひとつの話が短いな。
ふと検索してみるとこうの史代が新刊を出してた。既に無かったので注文。「群青」の二巻も。

帰ってくると「ハチミツとクローバー」のドラマをやっていたのでちらっと観る。初回は観てない。
本当に五分くらいしか観ていないが、あれだな。原作とは別物なんだな。
キャストは男連中の見分けがつかん。似せるつもりが毛頭なさそうな花本先生に泣いた。
原作と違うストーリーで、キャラクターの雰囲気も変える、と。最初からオリジナルのでやればいいのに。
マンガにしても小説にしても映像化でどんどん“消費”されていく。本物をもっと大事にしてあげてください。

青の学校
英語に手をつけてからバイト。
久しぶりに後ろだった。入って早々に教科書関係で一騒動。出版社とかは調べてきてください。
あとお店の場所を聞かれて答えられない。ヨドバシの前の大通りがわからないんじゃ説明できん。
ちょっとネットで検索すれば地図なんていくらでも出てくるのでそちらを参考にしてくださいませ。
その後は伝票がないので暇ー。ただただ立ち尽くす。コミックが入っていたので買って帰る。

入江亜季「群青学舎」の一巻を読む。「このマンガを読め!」で紹介されていたので買ってみた。
表紙を見てファンタジーなのかなと思ったが、読んでみると少女マンガの延長にあるものだった。
短編集。画の感じが萩尾望都を思い出した。こないだSFJのを読んだからかな。
話自体はまさに“よくある話”であって目新しさはないのだけど画、特に顔のアップが上手いので
引き締まったような印象。後日談の鉛筆タッチもいいですね。
この人はこれがデビュー作らしい。へぇ。二巻も出ているようなので買ってみようか。

空飛び家族
妙な夢を見る。まだ決着はついていないということか。

英語をちびちびと進める。
なんだか“考える”ということを放棄する癖がついてしまった。写すだけ写してもういいや、って。
これではいかんというのはわかるのだがどうしてもつまらぬ。また楽しくならないものか。

舞城王太郎「みんな元気」を読む。短編集。
どの話も展開がめちゃめちゃで内容にはついていけない。話があっちに跳んでこっちに飛んでもう大変。
それでいてテーマのようなものも時折ちらつくものの、はっきり収束しないまま終わる。わかりづらい。
長編ならいろいろ詰め込んでっていうのでもいいのだけど短編は話をまとめるか
テーマがはっきりしないと読んだ後にいったい何の話だったんだっけと反応に困ってしまう。
比較的わかりやすかったのは「我が家のトトロ」と「スクールアタック・シンドローム」。
今現在の僕にとってのトトロは本ってことになるようだ。他に寄るところもないしなぁ。
「スクール」の伝染する“場”としての暴力というのは的確なイメージだと思う。
表題作は後半の未来の選択が云々のくだりはわかるのだけどそれが前半とつながってない気がして
もやもやが残る。「大丈夫。みんな元気」という強い現状肯定の感情はいい感じ。

小松左京「SF魂」も読む。
子供のころから現在までの自伝。すでに本の後書きなどに書かれている話も多い。
しかしこんなにいろんな仕事してるとは。行動力、功績、思想、才能、あらゆる面で凄い人だ。
評論モノは何冊かもってはいるが読んでない。小説でもあるし、ちゃんと読みましょう。
あと「日本沈没」の二部ってどうなのかしら? これも気になる。
何より「虚無回廊」がこのまま未完になってしまうのは惜しすぎる。どうか、どうか……

7th Sense
祖父の七回忌。七年という時間は感覚として認識するには長すぎるのだなぁと思う。
お寺でお経をあげてもらうのだけど、これがマイクを使ってた。小さいのを胸につけてスピーカー出力。
暖房のついた部屋でマイクでの読経というのはなかなかセンス・オブ・ワンダーな光景だった。
読経そのものも節がついて歌みたいに聞こえるし、木魚の音やときおり鳴らされる鐘の音、さらには
線香の匂いなど感覚的なものが多いということに気がつく。感覚的であるということは理解しやすいという
ことなので、宗教的な統率(?)というか制御には便利なのでしょう。

雨が降っているので学校には行かずに家で英語をやる。
読解力が足りていないという前提のもとにしても、読みにくい。話の展開がおかしくないか。
because~っていっているのに理由のように見えなかったり、いきなり話が跳んだり。
奇しくも卒研と同じような話の部分だが、気分はよろしくない。

悪夢入りチョコレート
ついに教科書が到着。一ヶ月以上かかるんならもっと違うところで頼んだぜ。
若干もっとも必要だったタイミングからはずれているのですが、まぁ要らないわけではない。

授業はないのでつい家でぐだぐだしてしまった。三時過ぎに学校へ。
英語ゼミは先月で終わりだと思っていたらやるんだって。がっかり。ホントにがっかり。
回数の都合でT氏と僕だけ一回分多い。なんだよー不公平だよー。面倒だよー。
二ページほど訳してバイトへ。

後ろ希望だったが前。
はたしてこれは何か意志が働いているのかどうか。でもそこまでするのか?
と思っていたら違う力が働いてプラマイゼロ。わからん。何がおきているのかわからん。
雑誌伝票のチェックにつかうファイルは何月の何週目分が何冊、という風に書くのだが
“何週目”というのが人によって違うらしくよくずれる。一度皆で確認して合わせてみてはどうか。
まだ雑誌の発売日が安定していない。一月分がいつでたのかは個々に調べないと。

夜は「チャーリーとチョコレート工場」を観た。
謎のお菓子メーカー、ウォンカ社のチョコレート工場への招待券を引き当てた五人の子供達が
中で不思議なものを見る、という話でもともとは海外で有名な児童書らしい。
監督はティム・バートンなのではじめの街の雰囲気からしていい。静かに雪が降り、影のある街。
主人公チャーリーの住む傾いた家はまさにセンス・オブ・ファンタジー。家族もみないい感じ。
チョコレート工場に入ってからは一転して明るく楽しげな色のなかに埋め込まれた悪意がちらちらと。
これ子供向けにはキツ過ぎるんじゃないかと思うのだが海外では普通なんだろうか。
焼けた人形の目玉がぽろっといくところなんか昨日の今日でこれかよ、と。良い悪趣味だ。
その後もリスによる「中身がダメになっていないか」の検査や老け顔の小人のダンスやら。
チョコのモノリスは実に良いパロディ。触った猿が殴り合いを始めるくらいまでやってほしかった。
終盤のエピソードはとってつけた感じがしてつまらない。えーこんなのいらないと思うのだけど。
一番最後の家のシーンはおそらくハッピーエンドなのだろうけど、
僕は「砂の女」の最後や「笑ゥせえるすまん」などに近い薄ら寒いものを感じた。いいのか、それで?
CGを使っての画面作りは昔の「シザーハンズ」なんかよりもずっとよくなっているので
また「バットマン」のゴッサムシティを復活させてくれないものかねぇ。

球体戯
寝坊したので相対論には出ない。

午後は二度目の中間発表。
他の人のは聞いててもわからないのだから先生が個別に観ればいいんでないのかな?
式だけボードに書いてちょろっと説明。先生がほとんど説明してしまったがイメージが少し違うような。
ボルツマン方程式からだから細かい作用は決めてないのだけど。ΨとΦに接続されているイメージ。
とはいえ定性的な話は勉強が足りんのは紛れもない事実なのであとひと月でどうにかしませう。

掃除だけしてから帰宅。バタイユ「眼球譚」を読み終えた。
バタイユって名前だけは以前から知っていてどこで知ったのか疑問だったのだが
アシベに出てくる寛治くんが読んでたんだった。彼は原書で読んでるツワモノだったけど。
性的に完璧に解放されている私とシモーヌの物語。
全編エログロ。透明感のある感じではなくて、生々しいのでえぐいえぐい。
美しい描写もある。死体の目玉の上をハエが歩くところとか。六本の長い足がぺたぺたと。あ、グロだった。
何も知らずに読むと「これを書いたやつはどこの変態(カタカナでなく漢字)だよ! 」となるのですが
バタイユは思想家としても非常に重要な人物らしい。ただの変態ではないのですね。
第二部「暗合」は後書きになっているらしく、イメージの源泉についての話。こちらは面白い。
ただこの「私」は著者自身ですよね? どうして第二部扱いなのかが不明。
次に挑戦すべきは「ジュスティーヌ」。これもえぐいのかしら。

振動症候群(2)
昼から学校。モニタとにらめっこ。
やってみてわかる向き不向き有能無能。もっと早い段階で一度認識させておいて欲しかった。
一度式を紙にまとめて、どれが必要でどういう文字で置くかを確認してから作業開始。
よく知らないのだが一行におさまりきらないときはうまくやらないといけないらしくて
どうしてもコンパイルが通らない。文字の置き換えで一行に入るようにしたら通った。なんやねん。
とりあえず最後まで書き上げたが一万ステップ計算するうちのはじめの三歩で値が発散してる。
一回計算するだけで百三十ケタ上がるってどんな計算ですか。やりなおし。
全部を全部微分方程式でやろうとしたのがそもそもの間違いだろうとかけるものはxで書いてしまう。
さらに式の定義の再確認。符号の都合で八十桁もズレているのが判明。こいつが元凶か。
桁は正しくなったがバリオンの揺らぎが振動しない。何故ー。
先生も来て初期条件を変えたりするもただ成長するだけ。これはどっかにミスがあるかなと諦めかけたとき
ふと温度を見てみると見事に振動していた。定性的な話はフォローしてないのでこの近似のもとでの
意味合いはよくわかりませんが振動することは確からしいので良しとする。
まだ先は長すぎてよく見えないが、少々満足して帰宅。

過去の過ち
ちょっと遅めに学校へ。昨日の続き。
過去のコードを参考にとりあえず書き上げたがコンパイルでエラーがでる。何故?
全ての文字は宣言されていて実数とか整数とかも揃っているのに通らない。
しばらく詰まっていたがベキの書き方が間違っているだけであることが判明。「^」ではなくて「**」だった。
残りもちょちょっと直して動いたが結果が明らかにおかしいとわかったところでバイトの時間。

奥とのドアがなくなって暖簾みたいなの(たぶんカーテン)になってた。低いので邪魔。
前レジ。さすがに早番ではないのです。早めに着いちゃったけど。
カレンダーをいれるデカイ袋がなくなった。そのまま持っていってもらうのは申し訳ないです。
普通に過ごす。共有されているのかは知りようがない。コミックを注文しておく。

バイト後再び研究室へ。
よくよく調べてみるとおそらく過去につくったプログラムは結果こそそれっぽかったけど
確実に設計思想が間違っている。プログラムはその正しさが保証されないのが面倒くさい。
全部を全部微分方程式としてつっこむことにして書き直すが途中でわかんなくなったので帰宅。
はたして明後日に間に合うのか。はたして卒業できるのか。

振動症候群
昼から学校。
展開の計算の確かめ。一個だけしかやってないがやり方は同じなのでよかろう。
あと初期ゆらぎのスペクトルの導出をちょっとやるけどよくわからない。
そんなところに先生登場。中間発表までに簡単なグラフでも描いてみない? とのこと。
しかし式をみてバリオンが振動しそうだねぇとかわかりません。あぁ、理解の浅さが露見してしまう。
とにかく面倒そうなものを落としてのプログラムを書き始める。昔書いたやつを参考にするのは妙な気分だ。

「眼球譚」を読み進める。この話はなんなんだ。

バッター・イン・ザ・ライ
図書館に本を返しに行く。また何冊か借りる。“ついでに”学校へ。
本の少しだけ進展。展開するところで係数がどうやってもあわないと思っていたところが
積分するのだということを学習した。どうりでμが出てこなかったわけだ。
定性的なレベルでの話を追おうとしたがついていけず。テキストによって微妙に表記が違うし
さらに問題なのは導出はしたものの、それぞれの式をフォローしているわけではないというところにある。
なんかもうさっさとプログラムを開始したいのだけどひとりじゃできると思えんし、初期条件はわからんし。
外をぐるぐる廻るだけで、肝心なところにたどり着けない気がする。

「文學界」を読む。新人賞の二つ。
これを読むために借りた円城塔「オブ・ザ・ベースボール」から。
小さな何もないが年に一度程度空から人が降ってくる町でユニフォームを着てバットを持って
「レスキュー隊」をやっている男の話。チームは九人いるけど、全員が打者。
時折学者さんたちがやってきてアレコレ言うけど結局何故人が降ってくるかはわからないし
俺たちはレスキュー隊だけど今まで一度も降ってくる人を“打った”ことはないし
この小さな町には何にもないし……ということが淡々と書かれる。文章のリズムは読みやすい。
理系出身の人が書いているからかところどころ理系的視点が出てくる。でも本質ではない。
はじめこそ面白く読んでいたがだんだん飽きてきてしまって、この結末。オチではないよね。よくわからん。
新人賞なので選評が載っているのだが褒めてるのもあれば「問題外」と切り捨てるもあった。
島田雅彦の「世界のなめ方において、郡を抜いているので、これを推す」っていうのが面白い。

もうひとつ、谷崎由依「舞い落ちる村」も読む。
不思議な雰囲気の村から街に出てきた主人公がどっちつかずが続いたあとに結局村に戻るという話。
これはファンタジーなのかな? 普通の小説として読むには村の雰囲気があまりに幻想的。
じっとりとしていて時間の進み方がおかしな村。青い花やら紅い布やら色鮮やかに視える文章だし。
静かな村と対照的に騒々しく言葉が飛び交う街もよい。「針金」での表現が見事。
「ベースボール」よりこっちのほうが面白かった。どっちもどこが文学なのかはわからなかったけど。

潮の満ちる時
学校に行くか迷ったがやる気が出ないのにいってもアレなので行かない。

マンディアルグ「黒い美術館」を読む。
難解だった。前半三つはまだ話の筋が追えたが、後半二つは一体何の話だったんだろう。
「満潮」が一番わかりやすい。綺麗だし。楽しみにしていた「仔羊の血」は思ったより長くて後半疲れた。
読んだ動機が動機なのでそれっぽく見えてしかたがない。従姉弟。海辺。自転車。金盞花。夕食のシチュー。
思っていたよりずっと直接的なのかもしれん。それはそれで理解が浅はかに深まるのはいいことだ。
訳者の趣味か、原書の文体を表現しようとしたのか、変な切れかたをする文が多くてちと読みにくい。
まだ何冊もこの人の本は残っているが、読むかどうかはしばらく保留。
一郎、二郎、三郎、四郎
バイト。
聞き覚えがなく、目録にも載っていない雑誌を聞かれる。発売日だけでもわかればどうにかなるのですが。
今日から仕事が始まっているらしき人が多かった。週明けからがいいよねぇ。

舞城王太郎「煙か土か食い物」を読む。デビュー作。メフィスト賞受賞。
サンディエゴで外科医をやっていた奈津川四郎が母が連続主婦殴打事件の
被害者になったことを知って故郷に戻り、ブチ切れて自ら事件の解明に乗り出す、という話だが
主題は父の暴力によってギクシャクしていた奈津川家の絆の復活である。
現場に残された暗号や犯行位置から浮かび上がる図形などミステリ要素は多いが
どれもがチャッチャチャッチャと片付けられていって最後には誰にも相手にされない。アンチミステリ?
暴力の描写が多い。考える間もな時間差零で直観的に理解される悪意と力としての暴力。
駆け抜けるような文体もあいまって非常に体感覚的。本読むより体動かしたほうがいいんだろうかと思う。
一見すると若い人が勢いで書いたように見えるけど、まっすぐで熱心で、スカしたところがなくて良い。
「俺は家族を愛している」なんてちゃんと書ける人って多くないんじゃないかと思う。
奈津川家の話は他にもあるらしいのでいつか読もう。

暴夜奇書綺譚
古川日出男「アラビアの夜の種族」をやっと読み終えた。長い永い。
時は西暦にして1798年、ナポレオンのエジプト遠征が始まろうとしているところ。
怯えるエジプトの支配者に彼の有能な奴隷アイユーブがひとつの提案をする。書物を贈りましょう。
読んだものは誰もが本と“特別な関係”となり発狂してしまうという伝説の「災厄の書」を訳して贈るのです。
主人は喜ぶものの、実際にはそんな書物は実在しない。アイユーブは語り部「夜の種族」を召喚し
「災厄の書」を創りはじめる……という外枠と毎夜語られる剣と魔法の世界の物語の入れ子構造。

外の世界の話は地味だが、語られる夜の世界の話が実に面白い。これぞ“物語”。
身分も生い立ちも違う三人の主人公たちの千年にも渡る壮大な物語。とにかくハチャメチャで
先の展開が全く読めない。必然や論理ではなく、強すぎる流れにただただ流されていく。
かっるい感じの会話も雰囲気が出ていていい。大昔の語り部ってこんな喋り方してたんじゃなかろうか。
もともとはウィザードリィのノベライズ用の話だったらしい。それで果てしない大迷宮が出てくるのね。
話の筋は面白いのだけどあんまりいらない描写がうだうだと続くので長くなってるし読むと疲れる。
もっと短くしたほうが話に集中できて良かったんだけど。ちょっと解像度が低めだったし。
終わり方が萎むように終わってしまったのがねぇ。最後にどんでん返しを期待したのだけど。
あとこの本は冒頭の「はじめに明記しておくけれども……」から後書きまでが作品なのですね。
話は本当に面白いんだけど、どっちかと「サウンドトラック」のほうが好みだった。
欠損
ええわけがない。

朝からバイト。今年もよろしくお願いします。
これは啓示なのか。悪い予感はあたっていたのかも知れぬ。片方か、あるいは両方か。
午前は後ろレジ、午後は返品と本の整理という名の徘徊。たいして広くもない店内で歩きつかれた。
帰り際にダメ押しされてから帰宅。己がタマシイの未完成を恥じる。

「夜の種族」を読み進める。半分はこえた。話がどう転がるのかてんで予想がつかない。



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