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不思議の国の日記
"I see nobody on the road." 彼女には彼が見えるのです
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夜が明けたら
十時過ぎにおきる。いま安くなっているので、DVDを数枚借りて学校へ。

三時前、地震がくる。
はじめは一昨日の続きかいな、と思ったのだが本格的に揺れはじめたので机の下に避難。
かんなり揺れているのだが、当事者としてはあまり現実感がなく、戦闘中の掩蔽壕って
こんな感じだったのかしらんとか考えていた。同室のM1がえらく騒いでいてこっちが冷静になったのもある。
落ちてきたプリントや本で滑ってしまい、机の下に隠れるのが困難だということも知った。
揺れが収まったところでコート着て避難用ヘルメットもって下に降りる。上のほうはそうでもないが
三階以下では壁にひびが入り、ばらばらと崩れている。去年、耐震工事してあって本当によかった。

他の棟の人たちも外に避難している。
大きな被害はなかったようで、みな明るい。ハイテンションでしゃべって笑ってしている。
机の下に潜る派と、とにかく廊下に逃げる派があるのだがどちらが正しいのだろうか。
正直「でかかったが、たいしたことではない」という認識であった。今日は後片付けだなー、とか。
しばらくして、人数を区切って荷物をとりにいくことになる。電気が止まったので屋内は暗い。
室内はエントロピー最大の状態になっている。荷物をとって下に降りると吹雪のようになっている。
茫然としていると、手元のラジオからは十メートル級の津波が、と緊張した声が呼びかけている。
この時点でもこの地震で大きな被害が出ているのかがよく認識できていない。

備蓄していた水と乾パンを貰って、歩いて帰る。
道路は山を下る方面は渋滞している。上って行く人もちらほらいる。
街は停電しているらしい。信号は大きな交差点では点いているものもあるが、半分は消えている。
しかし車は大きな混乱を見せず、普通に走っている。皆黙々と歩いている。
自家発電ができているのか、一部銀行は電気がついていた。蛍光灯の光でも十分暖かいじゃないか。
自動ドアは止めているのだが、人が来るたびに手で開け閉めしていた。頭が下がる。

家についたがどうしていいかわからないので近所の学校にでも避難したいのだが
このあたりの駅方面しか地理がわからないので適当に歩く。運よくたどり着いたのでそこへ避難。

電気がついていないが、懐中電灯があちこちで点いているので全体がぼんやり見える。
体育館は人がいっぱいなので、べつの教室へ。狭い分、体育館よりは暖かい。
真っ暗でやることもなく、疲れているが眠くもならない。隣の人の持っているラジオからは
ここからそう遠くない地域が津波で“壊滅的”だという。暗さもあって気が滅入る。
アナウンサーもそれを詫び、「とりあえず、今夜を乗り切りましょう」と言っている。
夜は暗い。「夜が明けたら」という小松左京の小説があるが、あんな感じ。小説と違って朝は来そうだが。
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