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不思議の国の日記
"I see nobody on the road." 彼女には彼が見えるのです
ロウ&コラム
高速バス再始動の目処がついたらしいので、ネット上で予約を狙う。
三度目のトライにて予約番号を手にするも、本当に買えるのか不安なのでさっそく窓口へ行く。
本来はコンビニの発券機で買えるのだが、いまはそれができないし、発券待ちだけでなく
すでに動いているバスのキャンセル待ちと、予約してないけどチケット欲しい人でいっぱいである。
職員の数が足りないらしく、ちゃんとアナウンスができていない。いっそ予約済み以外には
売らないとしてしまってもよいと思うが、それはやるとしても明日以降だろう。御苦労さまである。
ということで無事買えたので、あと三日間、重大な事象が発生しないかぎりは帰れる予定。
これはもしかしたら追いコンにも……とも思ったが、期待しすぎは後々悲しくなりそうなので置いておく。

テレビでは原発、あるいは医学関係の専門家のひとたちが今回の放射線量について解説しているのだが
この断定を避けた「~の可能性はあります」という言い方が非常にそれっぽくて安心する。
だいたいなー、つい一週間前までシーベルトという単位を知らなかったり、マイクロとミリの区別が
つかないような連中が400だの1000だのと数字で騒いでもしょうがなかろうが。
会見および報道ではマイクロとミリが混在している。ミリで統一すると少なく感じられてよいのでは。
あと“毎時”は徹底したほうがよいし、できれば時間変化のグラフなんかもほしいところ。

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マイナス・ゼロ
駅前スーパーに並ぼうかと思ったが、あまりの人の多さに断念する。
電気と水、ところによってプロパンガスが回復してきているので、あとは食糧なのだが
こりゃあ物流が回復しても当分は混乱が続きそうである。
支援物資が云々というやつは、避難所はどんどん集めて数を少なくしていかないと
いかな空輸といえどおっつかないのではないか。でも電気とか回復しちゃうと安心しちゃうからなぁ。

Anti Tank Missile
昼間はテレビとネットをみる。どっちもも原発で大変である。
地震当日の夜、ラジオで「安全に冷やし続けることができないと判断した」と言っていて
大丈夫なんかいなと思ったものだが、実際状況は芳しくはなさそうである。
現状では人への影響は皆無だそうだが、長期戦になるのは確実なので心配。

復活の日
駅前の様子を見にゆく。バスが走っているのを目撃した。
コンビニおよび大型スーパーには大行列ができている。これは並ぶ気もしません。
袋一杯にものを買っている人を観ると、どうしても袋に目がいってしまう。
商店街では電気が回復しているので、そこらのコンセントで携帯を充電する人多数。
なかには延長コードとタコあしタップでものすごいことになっているところも。たくましい限りである。

午後、ふたたび外出。というかやることないのね。
近所に短めの列を発見したので並んでちょっとした食料と野菜ジュースを購入。
ここらへんは建物の被害は皆無ゆえ、あとは水と食料の確保ができればまず大丈夫。

三時前、電気と水道が回復する。ようやくメールの返信もできた。
水道はサビのようなものが浮いていて飲めなさそうだが、そのうち直るでしょう。
パソコンをつないでみるとネット回線も生きている。あとはガスと物流の回復を待つのみか。
テレビで津波の映像を観て、この地震の深刻さを初めて実感する。

夕方。三度外出。電気が広範囲で回復したらしく、ガソリンスタンドが復活していた。
一杯百円で味噌汁を売っている食堂もある。街の機能が回復していく様子はちょっと感動的。

節電節電とテレビが言っているので早く寝る。

全停止の街
全然寝られねぇ。
堅い床、寒さ、いびき。「ピノキオ」にこんなシーンがあったな。
つけっぱなしのラジオではスマトラのときには余震が一年続いたと言っている。

朝五時過ぎには完全に起きる。窓の外が明るい。
他の人たちも起き始める。この近所はほぼ無事だったらしく、疲れているが悲壮感はない。
八時前に備蓄の御飯が配られ、それだけ貰って家に帰ってみる。

学校の様子からめちゃめちゃになっていることを覚悟していたのだが、部屋はほぼ無事。
本棚も中身が入ったまま前進配置になっているし、冷蔵庫も開いていない。
昨日はまったく考えなかったが、避難前にブレーカーは落しておけばよかった。
水はまだ出るので鍋に溜めておく。携帯の充電器などは鞄につめておく。
片付けの必要がなくなったので、まずは寝る。暖かくやわらかい布団で寝られるのは幸せである。

午後、公衆電話から実家に電話。全員無事で安心する。
家が倒壊する確率は確実にボロ実家のほうが高いので、こういうときは心配である。
適当にうろうろしてみると、一部コンビニに列ができている。なにか売ってるんだろうか。
ガラスはヒビが入ったのが数件見られるだけで、割れているものは見られない。

夜、ふたたび電話のついでに散歩。
駅前の数ブロックは電気が回復していて、予備校の看板が煌々と照らし出されている。
車も走っている。建物が無事なだけに、各種インフラさえ回復すれば……

懐中電灯を持っていないので七時をまわると部屋のなかが真っ暗で動けない。
昼寝ているのであまり眠くはない。布団に入っているうちに、すぐそばの街灯が点いたので
ためしにブレーカーを上げてみるが電気はつかない。しかしこの調子なら数日中には回復しそう。